篠山市大山郷づくり協議会
●地域資源
①文化財・天然記念物
西尾家住宅 篠山藩御用達を務めた旧家の西尾家は江戸時代後期の俳人西尾武陵の生家です。その住宅は、享保18年(1733)建築の主屋を屋敷景観の中核とし、旧山陰街道の街道景観形成に寄与しています。江戸時代から明治後期にかけての酒蔵及び住宅として貴重な建造物として平成16年(2004)国の登録有形文化財に指定されました。
追
兵庫の森100選のひとつ
寺社仏閣 地区内には多くの神社やお寺があります。そのうち大山谷の高蔵寺は紅葉の美しいお寺として有名です。ここには、県指定の有形文化財「釈迦八相涅槃図」や市指定の「木造天神坐像」「木造弁財天坐像」があります。また池尻神社には、古くから人形狂言が伝えられています。演目は「神変応護桜」で、神社に立ち寄った若者が八岐大蛇(やまたのおろち)の人身御供になろうとしていた娘を、祭神大山隈命(おおやまずみのみこと)の神威を借りて大蛇を退治し助けるという内容です。狂言は市の民俗文化財に、人形の首は県の文化財に指定されています。
②施設・財産
教育施設 篠山市立大山小学校、篠山私立大山幼稚園、
篠山市立川代体育館
観光・体験施設 大山荘の里市民農園、ねんりん館、ふれあい朝市、
県立並木道中央公園、川代公園
その他 鐘が坂峠の明治のトンネル、旧大山保育園舎
(財)大山振興会所有の山林、篠山層群と恐竜化石
金山城址と鬼の架け橋、高蔵寺の名水、大山城跡
③その他の文化
地区全体に秋祭りの伝承文化は比較的残っています。追入地区では秋祭りに子ども三番叟が奉納されます。神田神社の秋季例祭で行われる美しい二宮神社への渡御は地区のシンボルともなっています。
食文化の中では、ごぼう、豆腐、鯖などを混ぜ込んだ「とふめし」があります。近年商品化に成功し人気を集めています。農産物では、黒大豆、丹波栗はもちろんのこと「大山スイカ」や「天内いも」が有名です。
![]() 趣法の精神 |
![]() 大山地区概要 |
![]() 主な地域組織と住民活動 |